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マネジメント

「休みの日もゲーム」

室屋 智亮

新卒入社/入社4年目

おはようございます。今日はよろしくお願いします。
特に、はるniで働くことに興味を持っている方に、室屋さんのことが伝わるような質問をさせていただければと思います。

はい、よろしくお願い致します。
外部に公開されるものというのを意識して、しっかりとPRできるように話したいです。

最近、室屋さんが専門学校の説明会にいくといっぱい応募が来るという噂が。

そうみたいですね。
はるniにはたくさん魅力があるので、それが伝わるようなことを話したいです。

では早速、自己紹介をお願いします。

室屋智亮と申します。
今日はWebサイトに掲載されるインタビューということでちょっと緊張していますが、よろしくお願い致します。
役職はプロジェクトマネージャではあるのですが、ディレクションやプランニングもやってます。主にプロジェクトのスケジュール調整や仕様の作成、新しい企画を考えたりしてます。最近は、専門学校で講師としてゲーム開発について教えてたりもします。
入社から丸3年がたって、4年目に入ります。最初は専門学生の頃にアルバイトとして入社しました。
もともと鹿児島大学に入ったのですが、そこで将来やりたいことを考え直すきっかけがあり、やっぱりゲームを作りたいと思い大学を辞め、Human Academyという専門学校に入りプログラムを勉強しなおしました。
専門学校に通っている時にアルバイトではるniに入社して1年くらい働いていたのですが、そのまま入社の面接を受けさせてもらって内定を頂き、今は正社員として働いています。
プランニングを考えるという仕事柄、ゲームなら何でもするんですけど、特に好きなジャンルはRPGや対戦格闘ゲーム、カードゲームが好きです。
特に、自分では対戦格闘ゲームやカードゲームの面白さが伝わるようなゲームを世に出していけたらと思っています。

ちなみに、大学時代は何の勉強をしていたんですか?

経済の勉強をしていました。
土地の価格ってどんどん変化していて、10年前に比べて土地の価格が10倍くらいになっている場所などもあるんです。人口や産業などが増えたり減ったりして土地の価値というのが定まるので、将来的にどういう地域に発展していくか、みたいなことを専攻していました。

全然違うジャンルですね。なぜ、そこからゲームに?

高校生の頃は、ゲームを作りたいというよりは物を作る仕事がしたくて、最初は物書きになりたかったんです。ただ高校で進学校に行った流れで大学に入り、その結果やりたいことがあまり明確に思い浮かばなくて。だったら自分のやりたいことをということで、辞めて専門学校に入りなおし、勉強し直して今という感じです。

次に具体的な仕事の内容を教えてください。

基本的に、社内で動いているゲーム開発プロジェクトの管理の部分を任されています。
そのゲームをどういった方針で開発していくのか、ターゲットは誰にするのか、月の売り上げ目標みたいなところを決めていきます。
ゲームは自分達の会社だけで作っているわけではないので、取引先とのスケジュール調整や適宜ミーティング、新しい取引先が増えれば挨拶をしたりという業務もあります。
社内だと、プロジェクトメンバーのスケジュール調整。誰が何日までにどういった作業をするかや、何がいつまでにないといけないかなど。あとは休みの調整も行います。
もう少しゲーム開発寄りの仕事だと、仕様の決定や仕様書の作成、バランス調整、指示した通りにゲームが動いているかの確認などを行ってます。

プロジェクトマネージャっていろんなことをされてるんですね。
プロジェクトマネージャを目指している求職中の方に対して、どういう方に来て欲しいというのはありますか?

エンジニアでもデザイナーでもプランナーでも、まずはゲームを作るんだということを頭において入って来て欲しいなというのはあります。
機械的に何かを作ればいいわけじゃなくて、エンタメを作り出すんだということをしっかり考えて、自分の中でどういったものが面白いのかを考えて欲しいです。
ゲーム開発はチーム開発なので、プランナーだけが面白いものを目指しててもダメで、例えば、ボタンの配置をこうした方が楽しめるとか、この部分のレスポンスが遅いと楽しさが減ってしまうとか、面白いものを作るために集まったメンバーだということを考えて欲しいです。
まだ考えられてない人は、考えてから入ってきて欲しいし、入った後もどういうのが面白いのかという自分の感覚みたいなものを尖らせ続けて欲しいです。

次に、1日の仕事の流れについて教えてください。

はるniは出勤が10時、退勤が19時なので、それに合わせて出社します。
会社全体の朝礼などはないので、10時までに会社に着いて作業ができるような状態になっていれば大丈夫という形です。
その後まず1日のタスクの確認を行います。
遅れているタスクや今日までに終わらせないといけない仕事の確認です。
自分はプロジェクトの管理をやっているので、プロジェクトに関わっている人のタスクまで確認します。
その後は、ゲームの運用状況の確認です。売り上げやKPIの確認です。
確認が終わったら、実作業に移ります。
本番での障害がでていたらその対応を進めますし、次回のメンテナンスのリリース予定の開発がちゃんとスケジュール通りに進んでいるかなどをエンジニアやデザイナーと連携を取ります。
仕様書の作成や取引先へ提出する資料の作成、社外や社内の定例に参加して情報を共有などを行っていきます。プロジェクト全体が刻々と動くので決まったルーティンはないですね。
決まっているのは、「会社に来る」「売り上げを確認する」「スケジュールを調整する」「必要なものは適宜対応する」の4つです。

いろんなイレギュラーを想定して計画通りに進めると言うのがプロジェクトマネージャの大事な仕事なんですね。

そうですね。
絶対にこれやらなきゃいけないよね、みたいなのはもちろん決まっているんですけど、それを順番通りにやるかと言われたら、多分そうじゃなくて。先に不具合の修正の対応が入ったからそっちを先にやるから、少しスケジュール調整の方を後ろにずらしますとか、そういう入れ替えは行いますね。
やることが多くて頭がいっぱいになるので、都度メモに書き起こしたり外に情報を出すなどしてなるべく頭を空けていろいろ考えられるようにはしてます。

では次に仕事から離れて、社内イベントやはるniの制度について教えてください。

たくさんあるんですが、最近で言うとエンジニアバーというイベントに運営として参加させてもらい、ゲーム開発エンジニア以外と交流を持つような機会がありました。
さまざまな外部エンジニアの方と交流できて楽しかったです。
また、制度というか仕事ではあるんですけど、ゲーム開発以外の事業にも関わらせてもらえるのは自分にとって貴重な経験になります。
例えば、教育事業の方でイオンモールでのプログラミング体験会の教室を手伝ったりなどですね。
変わった制度だとゲーム休暇というのがあります。ポケモンやゼルダと言った大型のタイトルがリリースされる日は会社が休みになったりします。
会社自体が休みじゃなくても、好きなタイトルがリリースされる日はみんな有給をとってますね。ミーティングルームにはゲームソフトがたくさんあるので、金曜の夜はそこに集まって遊んだりもしてます。
あとは、社内勉強会というのをやってて、プランナーやエンジニア、デザイナーなど役職ごとにそれぞれ勉強会を行っています。エンジニアだとクリーンアーキテクチャみたいな設計の勉強だったり、デザイナーだとアニメーションやイラストレーターを使ったデザインの勉強だったり。

次は、私生活について。土日の過ごし方を教えてください。

休みの日は、新しいゲームが出ていないかというのを探します。
新しいゲームが出ていたらその情報を追っかけて、スマホアプリだったらとりあえずインストールして遊んでみてみたいな感じですね。それ以外では、動画やゲームのトレーラーを見たり、自分がやってるゲームを進めたり。
最近はちょっと観なくなったんですけど、映画を観たりもします。
休みの日もゲームをしてるので、あんまり仕事でやっていることとそんなに変わらないです。
友達とどこかに遊びにいくこともありますけど、特に予定がなければ自分の家で黙々とゲームに関する何かを追っかけてますね。

最近、購入したものはありますか?

ゲームソフトは定期的に購入しています。
1ヶ月に多分6〜7本は買ってる気がします。
昔は漫画や小説も買ってたんですけど、最近はその辺りはデジタルで購入してますね。紙の本を持つということが少なくなりました。
カードゲームが好きなので、カードにはお金を使っています。趣味に使うお金が結構多いかもしれないです。

休みは取りやすいですか?

取りやすいと思います。
プロジェクト内で調整できるのであれば、基本的に休みは承認されるという形ですね。
調子が悪い時に無理して出社し、さらに調子を崩すようだったら、一日休んでから仕事をした方が効率が良いという考え方です。
有給もほぼ100%承認されるので、それこそゲームを買うための有給が欲しいですとか、ゲームをするための有給が欲しいですとか、個人で作ってる作品の納期がやばいんで有給取りますとか、旅行行くんで有給取りますとか、そういうのは個人の時間を大切にするという考え方を重視していて有給はすごく取りやすいです。

社内や仲間との空気感について教えてください。

社員同士の仲が良いと思います。
ただ常に仲が良いかというとそうじゃなくて、物を作っている間はそれぞれプロなので、自分の仕事も他人の仕事も真摯に向き合っています。
だから締まるところが締まっていて、逆に緩くするところは緩める空気感だと思います。
社内にプロジェクトがいくつもあるので、そのチーム間同士は仕事では関わらないんですけど、金曜日の夜などは集まってゲームをしたり、趣味の話をしたりしています。
そういうこともあってだいたいの人となりというのは、すべての社員がおそらく把握しているんじゃないかなと思います。まだ人数がそこまで多いわけではないので出来ていることかもしれないですけど。

では、次に入社前に期待していたこと、不安だったことをお願いします。

学生時代はいろいろアルバイトしてたんですけど、正社員として勤めるのは初めてだったので、正直なところ、期待も不安も特になくて。
入ったらやらなきゃいけないから、結局自分次第だろうみたいなところはありました。
自分がやりたい仕事が鹿児島でできるんだから不安などは考えずに、とりあえずやれることをやって、やってから考えればいいか、みたいな感覚で入りました。
自分にどのくらいできるか、みたいな不安はちょっとはありましたけど、そこはやっていくうちに覚えればいいかな、という感じであんまり深く考えてなかったです。
期待に関しても、そもそも鹿児島にゲーム会社があるなんてことは知らなかったので、具体的な期待も特になかったです。
ただ、入社した後の今の立場から言うとすごく良い会社に入ったなと思っていて、どんどん伸びていくことができていると感じてます。

はるniに入って満足していると感じますか?

おかげさまで、すごく良い環境で満足してます。
ただ、個人的な目標は自分のスタジオを社内に立ち上げるということなので、そこを考えるとまだまだ先は長いです。
一旦ゲーム開発の中心にいるというところでは、入社前に自分が思っていたところに立てているのかな、という感覚です。

室屋さんにとって、はるniの仕事のやりがいはどのようなことになりますか?

一番のやりがいは、自分の関わっているチームがちゃんと売り上げを出せているという部分です。もちろんゲームなので、ユーザーを楽しませるというのが大前提なんですけど、ゲームの評価っていろいろあると思っていて、楽しいという声が届くということもそうだし、たくさんの人に遊んでもらえるというのもそうですよね。
その中で、お金を出してもらえるくらい楽しんでもらっているというのは直接的な指標の一つだと思うので、そのような形で高い評価を受けているというのはやりがいの一つです。

これから、室屋さんやはるniはどのようになっていくのでしょうか?

人や場所、開発の規模などは大きくなっていくと思います。
それに付随して、やったことがないことにどんどん挑戦していかなければいけないと思っています。今はほぼ受託の開発だけですが、自分達のタイトルというのも作っていきたいです。
あと5年後には自分ははるni内にはいなくて、おそらくグループ会社を作ってると思います。自分のスタジオを持ちたいというのが根底にはあるので、そこは迷わず目指していきたいです。

最後に、はるniへの入社を考えている人たちに向けて何かありますか?

主に鹿児島でゲーム業界を目指している人に向けてですが、はるniでは学生アルバイトも募集しています。
目指している業界があってやれる環境があるのだから、まずは門を叩いて見て欲しいと思ってます。考えるより行動するのが一番良いと思います。
ありきたりな言葉ですけど、まずは一歩を踏み出して欲しいと思っています。
一歩を踏み出す気持ちのある人たちに伝わるように、自分は機会さえあれば会社説明会などには行っているので。ぜひ、まずは来てみてください。

はるniのことがよくわかる内容がたくさん聞けたと思います。
今日はありがとうございました。

ありがとうございました。