おはようございます。
今日は中峯さんのことをインタビューさせていただきます。
よろしくお願いします。
自己紹介をお願いします。
中峯知樹です。
役職としてはエンジニアが主な役割です。
鹿児島大学出身で、在学中にアルバイトで入社して、そこからだと5年目、正社員になってからだと4年目です。はるniの5期メンバーです。
ぱっと具体的なタイトルは出てこないんですけど、昔からフリーゲームが好きで、今でも割とインディーゲームとか小規模なゲームもプレイすることが多いです。
大学はプログラム系の学科だったんですか?
大学は法文学部でした。人文学科で主に世界史をやっていました。
そこからなぜ、はるniに入ろうと思ったんですか?
就職を考えた時に、ゲームが好きだったというのがあって、一度はゲーム会社にチャレンジしてみたいなと思って。
それまでゲーム開発は勉強してなかったんですけど、ゲームを作ってみたいという思いはあって、プログラミングであればどんなゲームを作るにしても必要とされるスキルだろうと思って、自分なりに勉強してみて。
調べてみたら地元にゲーム会社があるようだったので一度チャレンジして、それがダメだったらゲーム以外の会社に就職しようと思っていました。
具体的な仕事の内容について教えてください。
現行のソーシャルゲームの改修やメンテナンスを行っています。
例えば、新しい仕様の追加の依頼がきた時に、チーム内で精査してどのように実装するのかを考え、イラストレーターの人たちと連携して開発を行います。
担当しているゲームでは1週間に1回、メンテナンスがあるのでその対応もしています。
またプレイヤーからの問い合わせにも目を通して、エンジニアでできる部分に関しては対応していく感じですね。
プログラミングの勉強は独学だったのですよね?
入社してから苦労したことはありますか?
入社前に、一応、自分なりに勉強して入ったんですけど、初めて会社で働くこととプログラムの両方で、わからないことが多かったです。
エンジニアって技術が全てだと考えていて、技術を知っていることがエンジニアの責任だと考えていたんです。
技術を持たない自分がエンジニアとしての責任を果たせるのか不安で。
ただ、先輩だって全てのことを知っているわけではないけど、エンジニアとしての責任を果たせていました。その姿を見て、本質は課題や問題を解決できることなんだと理解しました。
なんとかして解決する、というのがエンジニアの責任だと。
もちろん技術を持っていて、それで課題を解決できればそれが良いんですけど、どちらかというと、課題があった時に解決できるように動くという方が大事だったんだと。
わかっている人に聞いたり、妥協案を探ったり。
最初はそれを理解していなかったので、課題や問題が発生した時に精神的に辛いこともありました。
一日の流れについて教えてください。
朝は10時に出勤して、チャットやメールの確認を行います。
次に運用しているゲームのサーバーの動作状況などを確認します。
この時にサービスの不具合や動作不良は見逃さないように気をつけて確認するようにします。
サーバーの確認が終わったら、その日のタスクを順次行っていきます。
お昼は食事を取ってから昼寝をするようにしています。
昼寝をしていると、午後の集中力が結構維持できます。どうしても集中力が持たない時は無理をせず10分ほど横になるようにしています。
終業前にはタスクの確認をして、終わったタスクを整理して、明日のタスクの準備をします。
基本的には定時付近に退勤します。
経験上、半年に1回くらいは緊急の対応が発生して、けっこう遅くまで残ることがあります。
週の話をすると、週に1、2回、チーム全体でミーティングを行う機会があるので、その場でチーム全体に現状共有をします。
エンジニア同士は日々連携していて、話し合う時間を設けたり、新機能を実装する時は資料にまとめて設計を行ったり、書いたコードを相互に確認しあったりしています。
会社の雰囲気を教えてください。
普段はみんな優しかったり、楽しい感じですね。
普段は……?
いえ、楽しい雰囲気というのが基本なんですけど、エンジニアという業種的にミスをしたら致命的になることが多いので、業務中は作業に集中していますし、話をする時も真剣に話していることが多いです。
業務外だと、楽しくプログラムの話をしたり、ゲームの話をしたり、先輩後輩と深夜までボードゲームをやったり、すごく仲は良いです。
あと、雰囲気でいうと、有給が取りやすい空気ですね。
有給が取りづらいという会社の話をたまに聞いたりするのですが、はるniは有給を全部取りきることを推奨していて、全体で有給を取りやすいようにしようという空気があります。
なので何か用事があったりしても自分のタイミングで休みやすいです。
入社前に期待していたことについて教えてください。
プログラムの勉強をしてきたわけではなかったので、不安しかなかったんですけど、一番期待していたのはゲームを作れるというところです。
実際には、やっぱり入社してすぐに自分の考えたゲームを作らせてもらえるわけじゃなかったんですけど、すぐに何万人がプレイしているゲームの運用に携わらせてもらえて。
ゲームを作る力がつきましたし、その後、自分が企画したゲームも作ることができて、入社前に期待していたことを実現できました。
逆に不安に思っていたことはありますか?
先ほども言ったように、技術的な不安はありました。大学は全然分野が違って、歴史とかを勉強していたので。
あとは初めて会社で働くというのもあって、人と働くことにも不安はありましたね。社会人として、自分がちゃんとやっていけるのか、という感じで。
今はその不安は解消されましたか?
人と働くことの不安はだいぶ払拭されました。
やっぱり人と働くことに慣れたのと、はるniの空気が良くてみんな仲が良いので。
一方で技術的な不安はまだまだあります。
先ほど技術だけではなくて解決するのがエンジニアだと気づいたという話をしたんですが、それでも技術があった方が解決するための選択肢は増えるし、人に頼まれた時にすぐに解決できたりするので。
技術に関しては、ずっと勉強だな、と思っています。
はるniではエンジニア勉強会というのが開かれていると聞いているのですが、それについて教えていただけますか?
はい、週に1回、エンジニア勉強会というのが開かれています。
名前の通り、社内のエンジニアが集まって、本を読んで学んだことを交代で発表したり、何かテーマを決めて実際に開発したりします。
コーディングスキルを上げるために、集中的にコードを書くという勉強会もやったことがありますね。またエンジニアに関係する技術ニュースの共有もしたりします。
それは社内のエンジニアがみんな集まるのですか?
そうですね。
エンジニアは全員参加しますし、上長の許可を取ればプランナーやデザイナーも参加することができます。逆にデザイナー勉強会にエンジニアが参加することもありますね。
他にもはるniの制度で良いなというものはありますか?
あとは部活動ですかね。
みんなで集まってシューティングゲームをするシューティング部とか、自分が好きなゲームを作るゲーム開発部とか、色々あります。
最後に今後の中峯さんとはるniについて教えてください。
今年は自分が企画したゲームが1本作れました。
はるniとしても、メンバーが企画したゲームとしては初めての自社タイトルだったので大きな意味があったと思っています。
リリース後にもすでに一度アップデートしていて、まだまだ多くの人に遊んでもらえたらと思っています。
その上で、はるniとしては、自分が作った作品に続いて、他のメンバーもどんどん自社タイトルを出して、はるniが自社タイトルを作り続けられる会社になっていけば良いと思っています。
そのために自分も、得たノウハウを他のメンバーに伝えたり、必要な時はサポートしたりして、はるniを盛り上げていきたいです。
中峯さんとはるniの成長を楽しみにしています。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
インタビュー / 2025年1月