おはようございます。インタビューよろしくお願いします。
今日はデザイナーとして働かれている田中さんのことをお聞かせください。
はい、よろしくお願いします。
過去の就職活動の時に、会社の中の様子などを知る機会をもっと持てれば良かったという思いがあります。
今回は職を探している方に向けても、はるniの中の様子がなるべく伝わるように質問に答えたいと思います。
では、早速、自己紹介をお願いします。
田中裕子です。
UIデザイナーをやっていまして、入社して4年弱くらいです。
大学は工学部に通っていました。
就職のタイミングで進路に悩んで、結果、接客の仕事を長くやりました。
その中で、ものづくりに興味を持ち、ものづくりをする方のサポートの仕事をしました。
その後、自分自身でもものづくりをする仕事をしたいと強く思うようになり、デザインを学びたいと考えデザインの専門学校に聴講生として通いました。
その後、いくつかの印刷会社を経て後に仕事を探していたところ、ご縁があって、はるniに入社しました。
好きなゲームは「ドラクエシリーズ」や魚釣りのゲームです。
はるniに入社の時に、ドラクエをイメージしたポートフォリオを提出したのですが、その頃から好きなゲームは変わっていないです。
次に仕事の内容を教えてください。
私はチームで長期間、プロジェクトに取り組むというよりは、一人や二人組で短期間のプロジェクトを担当することが多いです。
現在も4つほどプロジェクトに関わっています。
具体的にはどのようなことをされてきたのですか?
案件によって、本当にさまざまなんですけど、印刷物を作ったり、Figmaを使ってUIデザインを行ったり、Spineでアニメーションを作ったり。
プロジェクトマネージャーを担当して、予算管理や企画書を書いたりも。
なんかもう、いろんなことをしてきた気がしますね(笑)
デザインというお仕事について教えてください。どういった時にやりがいを感じますか?
楽しいのは、やっぱり作っている時が一番楽しいですね。ゲームをどんどん形にしていっている感じが楽しいです。
あとはリリースされた後に、配信者さんとかがゲームを遊んでくれて感想を言ってくれている時に嬉しくなります。
かわいくなるようにと描いたものをかわいいって言ってくれたりすると、頑張って良かったって思います。
楽しんでくれている人を見かけるとすごく嬉しくて、次ももっと良いゲームを作ろうって思います。
逆に大変なことや難しいことはありますか?
大変じゃない仕事はあんまりないですね(笑)
すでに前任者がいるプロジェクトだと、やり方が決まっていたりフォーマットがあったりするので、それを覚えてやれるのですが、ゼロからクライアントさんと組み立ていくプロジェクトだと考えることがたくさんあります。
クライアントさんとまずは方向性を話し合って、プロジェクトのイメージをラフという形で提案した上で、ここはこうしたいとか、もっとこういうのを付け足したいとかのフィードバックを受けます。そこから段階ごとにものを作って提出して、その度にイメージをすり合わせながら、一つのものを作り上げていくという工程です。
時間がかかったり、なかなかイメージがすり合わなかったりするのですが、だけどそれを乗り越えてデザインができた時はとても嬉しいです。
あとはデザイン業務ではないんですが、複数案件やっている時のスケジュール管理や予算管理は大変ですね。
管理シートで管理自体はできてるのですが、それでも締切が重なったりする時は、自分が二つか三つに分かれればいいのにって思いながらやってますね(笑)
次に1日の流れを教えてください。
9時半から10時の間に出社してメールやチャットの確認をします。
前日のタスクの進捗状況を確認して、その日のスケジュールを立てます。
午前中は主に連絡に時間を使うことが多いです。クライアントさんへは迅速な対応を心がけています。
昼の休憩では昼寝をすることが多いです。短時間でもしっかり休むことで、午後の作業に集中できます。
午後はデザイン業務が中心です。
集中力を高めるために、ポモドーロ・テクニックを使ったり、タスクや気分に合わせたBGMを流したりします。
特に集中したい時は集中部屋として使えるスペースがあるのでそこを利用します。
終業前には、明日の作業を手帳に書き出して今日の作業を振り返ります。
定期的なミーティングは、私の場合は週に3回くらいあります。
アートリーダーMTGは、各プロジェクトのアートリーダーが集まって、はるniとしてのアートの方針を話し合うミーティングです。
プロジェクトマネージャーMTGは、各プロジェクトのマネージャーが集まって、プロジェクトの状況共有をしています。プロジェクトで困ったことがあれば、この場で相談します。
金曜日は役員報告があり、プロジェクトのことを役員に報告します。
私生活について。休みの日の過ごし方を教えてください。
休みで言うと、まず有給がかなり取りやすいと思います。
もちろん自分に任された仕事を調整した上ではあるんですけど、私の場合、プロジェクトが1つ終わったので、1週間丸ごと有給取ってのんびりしたいですと上長に伝えたら、快く休ませてくれました。
有給って1日2日でもなかなか言い出しづらい職場もあると思うんですけど、こんなにまとまった期間を休ませてもらえて、リフレッシュできました。
休みの日は、はるniのメンバー同士で遊ぶことも多いです。
先日、数名ではるniメンバーの家に集まって大河ドラマを見ました。
ドラマ自体も面白かったのですが、途中からずっとオープニングの映像の作り方の話で盛り上がっていました。
デザイナーの職業病みたいなものですかね。
メンバー同士で仲が良いのですね。
はるniのメンバーは仲が良い人が多い気がします。
他のメンバー同士も休日に集まってどこか行ったり、ゲームをしていたりしているというのを良く聞きます。
社内の雰囲気がすごく良いんですよ。
どういった方がはるniで働くのに合っていると思いますか?
まずはゲームが好きな人ですね。
はるniにいる人たちは基本的にみんなゲームが好きなので、ゲームの話題で仲良くなれたりします。
あとは仕事が大変な時でも、ゲームが好きだと「自分の頑張りでゲームが面白くなるんだ」と思うと頑張れたりします。
あとは、コミュニケーションが積極的な方がチームに馴染みやすかったりもしますね。わからないことをどんどん質問できたりして、仕事もスムーズに入っていきやすいと思います。
はるniの取り組みの中で田中さんが良いと思うものはありますか?
県外で行われる勉強会とかカンファレンスとかがあると思うんですけど、そういう時にはるniからお金を出してくれます。
社内の「勉強したい」というメンバーに対しての支援というのか応援みたいなものがあって。
私もまだまだスキルを伸ばしていかないといけないので、こういうのはすごくありがたいなと思います。
あとは資格を取ったりする時にお金を出してもらえるという制度もすごく嬉しいです。
資格を受験するのも勉強するのもお金がかかったりするじゃないですか。こういう制度があることで、はるniのメンバーとしてどんどんスキルアップしていけたらいいなと思います。
田中さんのこれからのことを聞かせてください。
私は短期的なプロジェクトが多いので、半年後にどのようなプロジェクトに関わっているかがあまり見えないというのはあるのですが、その分、いろんな経験をさせてもらっています。
はるniの中でも珍しいくらいいろんなことを経験していて周りのメンバーからも「なんでもやれてる」って言われることもあるんです。
ただ、一方で自分では器用貧乏でもあるんじゃないかと思っていて、いろんな専門スキルが中途半端になっているようにも感じて。
いろんなプロジェクトをやれているのはすごいと思いますが。
そう言ってもらえると嬉しいんですけど、いろんなプロジェクトに対応できる器用さとは別に、自分の強みみたいなのも探して行こうと思っています。
すでにご自身の伸ばしたい強みは見つけているのですか?
UIデザインを頑張りたいです。
はるniはゲーム開発をメインで仕事をしているのですが、どんなゲームでもUIデザインは必要ですし、ゲームの印象に大きく影響を与える部分だと思ってます。
これまで通り、任されたプロジェクトはしっかりやりつつ、UIデザインへの理解を深めて、はるniのUIデザインと言えば田中さんだよね、と言われるように頑張りたいです。
最後にこのインタビューを読んでくださる方に伝えたいことはありますか?
自分が県内で就職活動中に、年齢や経験を理由にデザインの仕事の面接を受ける機会をいただけなかったことがあり、苦労した経験があります。
現在都会に住んでいて、鹿児島に帰ってもゲームを作りたいと考えている方や、地方に住みたいと考えている人。
県内で働きたいけどゲーム会社がない、という方の選択肢になるような会社に、微力ながらしていきたいです。
田中さんとはるniの成長を楽しみにしています。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
インタビュー / 2025年1月