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企画

「先輩と同じ本を読む」

井上 聖也

新卒入社 / 7期メンバー

自己紹介をお願いします。

名前は井上聖也と言います。役職はプランナーです。
はるniの7期メンバーで、2023年にアルバイトで入社して、今年度、正社員になりました。
出身は鹿児島大学の工学部です。

好きなゲームはありますか?

ずっとやっているというものはなくて、リリースされた時にやって、しばらくしたらやらなくなるって感じです。流行しているものは基本的には触りますね。
出身が鹿児島ではなくて、宮崎生まれ、山口県育ちです。大学で鹿児島にきました。

就職のタイミングで地元に戻ろうとか福岡や東京にって考えなかったんですか?

そうですね。
大学在学中に鹿児島で暮らすうちに、鹿児島は住みやすいな、と思うようになって、あんまり鹿児島外の就職は考えなかったですね。
工学部では、ゲームとは全然関係ないことを学んでいたんですけど、鹿児島にゲーム会社があるならやってみようと思ってアルバイトで入社しました。

では次に具体的な仕事の内容を教えてください。

自分はプランナーをやっています。はるniだとまだ少ない役職です。
仕事は主に3つありまして、仕様書の作成とQAと改修対応になります。
仕様書の作成というのは、ゲームのルールというか仕様を考えてそれをデザイナーやプログラマーに伝えるための書類を作る作業です。
QAというのはデザイナーやプログラマーが作ってくれたゲームを実際にプレイして改善項目を列挙したり、その中から実施するものを決めたりする作業です。
改修対応というのは、運用しているゲームでの機能アップデートや操作感の向上など、ゲームの品質を向上に関連する機能をまとめたり、仕様書の調整をする作業になります。

入社前からプランナーの勉強をされていたんですか?

いえ、入社のタイミングではどれもやったことがなくて、入社してから全て学びました。
どの仕事にも同じことが言えると思うんですけど、重要になってくるのはコミュニケーションです。
仕様を作る時もプランナーが思いついたものを仕様にすれば良いわけではなくて、エンジニアやデザイナーに実現できるかを相談しながら、できることの中から最善の仕様を作る必要があります。
何度かやり取りしていると、だんだんと自分にもエンジニアやデザイナーの知識がついてきて、こういったことは実現できそうとか、こういったことは時間がかかりそうとかもわかるようになってきます。

仕事をしている中で意識していることはありますか?

最近は効率化を意識しています。
入社してすぐは、何もわからずとにかく先輩になんとかくらいついていくって感じだったんですけど、最近になって仕事の全体がなんとなく見えるようになってきました。

そうすると当たり前なんですけど、1週間って1週間しかないんだなって。
1週間の中で働ける時間って意外と短くて、基本的には40時間しかないってことを改めて思って、その中でどれだけ出力を出せるかが重要なんだということに気づきました。
成果を決まった時間の中で出さないといけない。
そのためには効率化が必要で、自分の知識を高めることであったり、自分でなくてもできることをちょっとしたプログラムを書いて対応したり、はるniだと社内AIのシステムがあるので、それを使って効率化したり。

意識するとしないで、全然効率が違うんです。
プランナーって、デザイナーやエンジニアにやることを示さないといけないので、プランナーの仕事が遅いと他のメンバーの仕事がどんどん遅れていくんです。
だから、これからも効率化は意識していこうと思っています。

新卒で入社から1年ちょっとでそこまで考えられているのはすごいと思います。
どのようにして仕事について学んでいるんですか?

はるniにはたくさん本が置いてあるんですよ。
エンジニアの本とかデザインの本みたいな専門書もありますし、ビジネスマンとしての考え方や働くということについての考え方みたいな本まで。ゲームの攻略本とかも置いてますね。
自分はそういった本を何冊か借りて読んでます。
本の貸し出しのシステムもあって、登録すれば自由に借りれるので。
そういった本を読みながら、先輩たちはこんなことを勉強したんだなってわかったり、同じ知識を入れることで先輩たちとのコミュニケーションが円滑になったりして。
本が置いてあって借りることもできるというのが、自分はすごく良いと思います。

では職場の雰囲気について教えてください。

自分のチームは他のプロジェクトで部屋が分けられていて、他のプロジェクトと空気がちょっと違うかもしれないです。

部屋が分けられているんですね。

はい。
基本的には明るくてコミュニケーションも結構活発で。やっている作業ごとに席替えしたりとか楽しい感じでやってます。
ただ納期が近づいてくるとピリピリしてきます。納期までの時間によって部屋の明るさは変わりますね。

入社前に不安だったことを教えてください。

一番はチームで働くということかな、とは思うんですけど、それについても結局は入社したら周りの人と上手く関係性を作って仲良くしていくしかないので、不安という不安ではなかったですね。

そうすると不安はあんまりなかったでしょうか?

何が不安となるのかが分からないという感じだったので。
入ったら、あとは頑張るしかない、という気持ちで入りました。

次にはるniで取り組んでいることの中でいいなと思うことについて教えてください。

先日、はるniが会場になっているGGJというイベントに参加したんです。
3日間でゲームを作ろうというイベントなんですけど、すごく楽しかったですし、普段一緒に仕事をしていない人たちとチーム作業したりゲームを考えたりできたのが良かったです。
普段交流がない人たちがどんなものを面白いと考えていて、どういうスキルを持っているのかが3日間でわかるという。
良い機会だったな、と思います。

井上さんの仕事のやりがいについて教えてください。

自分が企画したもので、プレイしてくれているユーザーの反応だったり、ダウンロード数だったりというのが目に見える形で変化するのがいいなって思っています。
責任も大きいんですがその分、ちゃんと結果が出た時にとても嬉しいです。

最後に今後の井上さんについて教えてください。

今後は新しいプランナーも増えていくと思うので、情報や考え方を整理して伝えられるようになっておきたいです。
今、自分のプロジェクトは役員に入ってもらっているので、自分の持てる範囲を広げていきながら、できるだけ役員の仕事量を減らしていきたいです。
役員には開発の実務よりも、新しい事業を作ったり、他者と新しい取り組みをしたり、人を巻き込んでもう一つ上位のレイヤーで動いて欲しいので。

はるni内では数少ないプランナーの立場ですけど、ゲームを考える部分については任せてもらえるように頑張っていきたいです。

井上さんの成長を楽しみにしています。
今日はありがとうございました。


ありがとうございました。


インタビュー / 2025年1月