おはようございます。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします!
では早速、自己紹介をお願いします。
立石大生です。アートディレクターをやっております。入社してちょうど1年くらいです。
経歴としては、もともとフリーランスのクリエイター(イラストレーション、アート、デザイン)をやっていて、オリジナルで手作りの絵本などを作ってワークショップを開いたりしていました。
鹿児島に帰ってきて1年半くらいはフリーでやっていたのですが、はるniを見つけて、ゲームは子供の頃から好きで「ゲームを作ってみたい」という気持ちはずっとあったので入社しました。
フリーでイラスト等の仕事をやっていると一番外側の仕事しか見えてこないので、やっぱり中に入らないと見えないことがたくさんあったな、と感じています。
好きなゲームは『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』。「アクションRPG」という分類なんですが、箱庭的要素もありつつ、とにかく雰囲気が好きです。ほのぼのとして、どこか哲学的な空気感のような雰囲気がものすごく好きで、部屋のインテリアの雰囲気も合わせてみたりしながらずっと楽しんでやってましたね。あとはポケモンやタクティカル系のゲームが好きです。
スマホゲームであれば『逆転オセロニア』も好きですね。ここ数年間忙しくて離れていたのですが、また再開してどハマり中です。デッキ構築や編成をするのが無性に好きで、永遠にデッキ構築ができる人間なので、過去には「マジック:ザ・ギャザリング」でオリジナルデッキを構築して大会に出ていたりもしました。
次に具体的な仕事の内容を教えてください。
仕事としてはプロジェクトマネジメントをベースにアートディレクションを行い、手を動かす仕事としてはゲームエフェクトの素材作成をしています。使用ソフトは「CLIP STUDIO PAINT」や「Adobe After Effects」等。
あとはスケジュール調整や見積もり、取引先の対応などを行っていますね。
今担当しているプロジェクトは入社して最初に任されたプロジェクトなのですが、キャラクターイラスト、アニメーション、モンスターデザイン、エフェクト、サウンドなど多岐に渡って対応しているので、総力戦でやっている感じがありますね。
関わるメンバーも多いのでチームビルドも重点的に考えながら仕事をしています。
業務の魅力を教えてください。
人と人との関わりや、それぞれの考え方や哲学が組み合わさって形になっていく様子を最も俯瞰的に見れる場所だと思うんですね。私、誰かがゲームをプレイしているところを見るのも好きなんですが、こうやってプレイするんだ、こうやって攻略するんだ、など、他の人が楽しんでいる様子を見るのが好きで。
仕事もそうやってみんなが目の前の仕事を楽しみながら行って形にしていく様子を見れるのが楽しくて、このポジションにたどり着いたんだなという感覚はあります。
アートディレクターにはどんな能力が求められますか?
基本的にはアート全般に対する知識、またアート以外の知識に関しても様々なことに興味を持っていることだと思います。
世の中にあるいろんなものを見て、客観的に捉えて練習していく生き方。
生活の中で自然とそういうことをしている人は、この仕事が向いていると思います。
興味の幅が広い人も向いていると思います。
勿論、はるniはゲーム会社なので、ゲームが好きな方が働きやすいと思います。
次に、1日の仕事の流れについて教えてください。
始業1〜2時間ほどは大体チームメンバーの進捗確認だったり、それに伴ってスケジュール調整などをしています。私のチームはちょっとした遅れでも、とにかくみんなで気をつけるようにしています。
それが終わったら自分の作業を行い、チェック作業があれば随時やっていく流れですね。
お昼頃になるとリードエンジニアの松下さんとチーム状況や進捗状況の確認をする時間があります。だいたい15分くらいでやってますね。
その後はまた自分の作業に戻り、終業時に作業報告を受けて、必要であればスケジュールの調整もそこで行います。
状況をずっと観察しながら、ちょっと手が止まっていたり、悩んでずっと同じところで止まっているところがあったら少し見に行って話をしたりします。
アートのメンバーは1点に集中してしまうことがあるので、そこを少しほぐすような動きは気をつけてやってますね。
とにかく話しかけやすい雰囲気だとか、メンバー同士で話しやすい、相談しやすい雰囲気づくりというのはものすごく大事にしていて、そのきっかけとなる動きをすることは気をつけていますね。
社内イベントについて教えてください。
社外の人との交流を結構やっていて、私が企画したのはボードゲームの交流会。ボードゲーム好きの鹿児島大学の学生や他の会社の方とボードゲームで楽しむという会ですね。
その後、その方々と繋がりができて交流企画を何度かやっています。軽いLT会をやったり、ゲームをやったり。
社外とも交流されてるんですね。
はい。一方で、社内イベントでいうとお仕事体験会というのを行いました。
社内にある普段自分がやらない仕事を体験してみる、というもので全部で9種類の仕事を体験するイベントです。
例えば、デザイナーがアニメーションやったり、プログラムをやったり、経営をやったり。
あとは、ゲーム休暇というのがあります。
ちょっと前のポケモンの発売日、アートブックがついているパッケージ版を2つ買って、会社に持ってきて夜までやってました。仕事の日は襟がついたような服装をして会社に来るんですが、その日はゲームのロゴが入った寝巻きで来ました。寝巻きにSwitch Liteという、最強にリラックスした状態で会社に来るというそんな休暇でした。
私生活についても聞かせてください。
最近は同僚間で、『ポケモンユナイト』というスマホゲーム(Switchでも可)が流行っていています。MOBAというゲームジャンルなので、5vs5の陣取り合戦のようなゲームです。平日の夜10時半頃にゲーム上で集まって「新しいキャラ練習しよ!」といったカジュアルな感じでバトルしに行ってます。10分で試合が終わるので1試合分の負担が少ないのも魅力ですね。
土日は大体、両親と兄夫婦で集まって家族で過ごすことが多いです。夕飯の食材の買い出しに行ったり、おもむろにゲームをやり始めたり、公園でバレーボールやバスケットボールを持って身体を動かしたり、ふわっと自主制作を進めたり、といった感じですね。3才の姪っ子がいるのですが、ゲームをしていると乗っかってきて「ゲーム上手だねー」と言ってきます(笑)
あとは映画や長編歴史ドラマも見たりしてますね。
休みは取りやすいですか?
チームメンバーには毎日のように取ってもらうよう言ってますね。
とにかく早めに言ってもらえばスケジュール調整するので、言ってくださいという感じで常に伝えてます。
はるniの社内の空気について教えてください。
社内の空気は基本的には和やかですね。
ただ仕事をしているときって集中しているんですよね、皆さん。
それでピリピリとした雰囲気になっているというわけではなくて、集中しているという感じですね。すごく空気が良いです。
喋りづらい雰囲気がない、というのはすごく大きいですね。心理的安全性みたいなものがありますよね。
そういう雰囲気というのは、先輩方が作り上げてくださったものなので、より広げていけるようにと無意識的にやっているのかもしれません。
その空気感のバランスがすごいですよね。
やっぱり「好き」を仕事にしているというところは大きいのかもしれません。
みんなゲームが好きなので、一丸となって目標に向かいやすいんですよね。
そこに迷いがない感じというか。もっと上手くなりたい、もっといいものを作りたい、という気持ちがあるので。その空気感なのかな。
それがありながらピリピリしていないというのはすごいんですよね。先輩がすごく優しいのだと思います。
私は、はるniの中では年齢が結構上の方で、しかもちょっと年を取って見えるタイプなので、ちょっとふざけてみせて笑いやすい雰囲気を作ってる所はあるかもしれないです。
笑顔が出るというのが良い会社なんだろうな、と思ってます。
その空気がありながら、心地良い緊張感もあるっていう。
働く前に期待していたことや、不安だったことがあったら教えてください。
私の場合、ずっとフリーで同僚がいない世界で生きてきたので、単純に同僚ができるということ、普通に同僚と飲みにいったりゲームしたりという、そういったことを期待して入りました。『ドラゴンクエストIII』のルイーダの酒場で仲間と出会う前のあの感覚に近かったかもしれません。
不安だったことは、それも表裏一体なんですけど、一人で仕事をしていたので組織の中での私の存在はどうなるんだろうという思いはありました。ただ、入社後毎月いろんなことが起きてずっと楽しくできた感覚があります。
入って3ヶ月くらいで合宿の進行を任されたのは正直ハードでしたね。
ただそれも含めて、先輩方皆さんが支えてくれたので安心して過ごせてるというのはあります。いろんな面で安心感があります。
立石さんにとって、はるniの仕事のやりがいはどのようなことになりますか?
私にとってのやりがいはチームメンバーですね。
会社の中でも初めての試みをしているプロジェクトだったので、チームメンバー全員が成長できたと思っています。メンバーも成長を実感してくれているんじゃないかと思います。
そういった一体感みたいなものが、初めに期待していた「仲間探し」みたいなところと繋がっているな、という感じがあります。
来年あるいは5年後のはるniや立石さんはどうなっていますか?
来年は、今やっているプロジェクトの安定運用をまずはしっかりとできていることに加えて、チームメンバーがやりたいことをできる時間、挑戦する時間を作れるようなマネジメントをやっていければなと考えております。
それが5年後に繋がり、自分達がやりたいことができている。
なので、私はマネジメント側の力をつけていきたいですね。
今日はインタビューありがとうございました。
ありがとうございました!