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デザイン

「新しいことを吸収する」

福永 弥沙

中途入社/入社2年目

おはようございます。今日はよろしくお願いします。
特に、はるniで働くことに興味を持っている方に、福永さんのことが伝わるような質問をさせていただければと思います。

よろしくお願いいたします。緊張しますね。
普通に正直に答えていいんですよね?

はい、もちろんです。

では早速、自己紹介をお願いします。

福永弥沙です。役職はグラフィックデザイナーです。入社1年と2ヶ月です。
イラストの専門学校に行って、印刷系のデザイン会社に就職しました。
その後、何社か印刷系の会社を経験した後、前職は健康診断の事務をしました。そこでもう一度デザインの仕事をしたいと思って、はるniへ就職しました。
好きなゲームは、FF6とファイアーエムブレム風花雪月です。
あとは、ほのぼのした雰囲気のゲームも好きで、牧場物語や箱庭系もやっています。

次に具体的な仕事の内容を教えてください。

デザイナーとしては、UIグラフィックやデコレーション、素材作成をしています。
アニメーションを担当することもあって、グラフィックにちょっとした動きをつけることもあります。
あとはデザイナーチームをリードする立場なので、ディレクションをやったり品質管理や作業メンバーへのフィードバックを行ったりしています。

「デコレーション」というのはなんでしょうか?

あ、デコレーションというのは、現在開発しているゲームに着せ替え機能のようなものがあるのですが、そこで必要な着せ替えのパーツにあたるものです。
どうすれば可愛く見えるかなどを考えて、イラストとしてデコレーションを作成しています。

仕事ではどのようなソフトを使ってますか?

基本的にはIllustratorを使っています。UIグラフィック、デコレーション、素材作成などはほとんどIllustratorですね。
アニメーションをつける場合はUnityだったり、Spineを使用して作成しています。

幅広いスキルをお持ちですね。
入社前からそういったスキルを持っていたのですか?

もともと印刷系の仕事ばかりだったので、Illustratorを使うというスキルはあったのですが、その部分だけです。Illustratorを使うといっても、作るものがゲームのUIやアニメーションなどなので、ほとんど初めてのことばかりでした。
入社してから今村さん(はるniのアート統括の役員)にゲームにおけるグラフィックデザインについて教わったり、プログラマの方からデータの作り方を教わったりしました。
デザイナーのスキル以外でも、今までは取引先とのやりとりも経験したことがなかったのですが、直接やりとりさせてもらえる機会をもらったり、社内ディレクションをさせてもらったりと、今やっていることは、はるniに入ってから身につけたことが多いです。

入社を考えている方に「このスキルは持っておいた方がいいよ」というのを伝えるとしたらどのようなスキルがありますか?

個人的な意見ではあるのですが、「なにか固有のスキルを持っている」というよりも「新しいことを吸収するぞ」みたいな気持ちを持っている人の方が、どんどん伸びる気がします。

イラストやグラフィックを作成した後はどのような流れで実際のゲームに反映されるのでしょうか?

作業メンバーから上がってきたものの品質チェックを私の方で行った上で、室屋さん(プロダクトマネージャ)へデータを渡して、プログラマさんにゲーム中へ入れてもらいます。
基本的には担当しているタイトルのグラフィックの品質のチェックは私が行うのですが、判断に迷った時は、今村さん(はるniのアート統括の役員)に相談することもあります。

次に、1日の仕事の流れについて教えてください。

まず、定例がある日は朝イチで定例を行います。
室屋さん(プロダクトマネージャ)と売り上げの報告や状況の共有などを行います。
その後、ガントチャートを見ながら、その日のタスク整理とスケジュールの整理をして、作業を進めていきます。
途中、作業メンバーからの提出物の確認や適宜先方とのミーティングなどが入ってきます。

自身で作業を抱えながら他者の対応もしたりと大変だと思いますが、福永さんが時間の使い方で大切にしていることはありますか?

一番は残作業と納期のバランスです。
チームメンバーやプレイヤーさんがいてのゲーム開発なので、スケジュールが遅れてしまうと迷惑がかかるため、遅れそうな時はちゃんと相談することが大事だと思っています。
自分の担当範囲のタスクが遅れていると言い出しづらかったりすることはあるんですが、誰にも相談せずに遅れてしまって大事故に繋がったらいけないので、スケジュールが厳しいと思ったら相談する、ということを心がけています。

ありがとうございます。
では次に仕事から離れて、社内イベントや、はるniの制度について教えてください。

社内イベントについてですね。
最近では先日発売されたポケモンの社内ゲーム大会が8週連続で金曜日に行われています。(*インタビューは2022年12月に実施)

8週も連続で!
8週って2ヶ月くらいやってるということですか?

そうです。私も何回か参加しました。
私はポケモンは全然わからなかったんですが、すごく楽しかったです。
私が参加した時の企画は、ガチ勢と初心者が2人1組でタッグを組んでバトルするというルールで、ポケモンのことを分からなくても楽しかったです。

ゲームがわからない人でも楽しめるゲーム大会というのが全然イメージがつかないです。
福永さんも本当はポケモン初心者じゃないとか?

いえ、ふんわりしか分からない初心者です。
なのでいろいろ教えてもらってそこでまたコミュニケーションが生まれたりとか、初心者だからこそ場が盛り上がったりとか。

その辺りは普段からゲームを作ってる会社だからこその工夫かもしれないですね。

みんな本当にゲームが好きです。
ポケモンの発売日は、会社全体のゲーム休暇で。
何人かは会社に集まって、ここにポケモンがいたとか、今はここまで進んでるよ、みたいに話しながら遊んでました。

ゲームが好きなだけじゃなくて仲も良いんですね。

基本、みんな仲が良いので。
メンバーで遊ぶのも、夜な夜なゲームをしてみたりとか。
会社が好きすぎて、金曜の夜は飲みに行って、また会社に戻ってきて、会社で飲みながらゲームをしたりしたこともありました。
あとは、ピザを注文してみんなでゲームをしてたら、気がつけば朝、みたいなこともありましたね。

楽しそうな空気が伝わってきます。
一方、勉強会やスキル向上についてはいかがでしょうか?

週に1回、社内でアート勉強会が開かれてます。
ずっと継続して行っているので、テーマややり方は変えながら実施しています。
私が入社してすぐの頃はデザインに関する本を、参加者全員で担当箇所を決めてスライドにまとめて発表し、発表する人も発表を聞く人もお互いに理解を深めるという勉強会をしていました。
先日は、アートメンバーみんなでCGクリエイター検定を取ってみようということで、CGについて基礎から勉強し直して、実際にアートメンバー10人くらいで検定を受けました。
アート勉強会以外でも、時々勉強会が開かれるので興味がある勉強会に参加します。
少し前にプロジェクトマネージャーの勉強会が5回に渡って行われたので、それにも参加しました。

それだけたくさんの勉強会が開かれているんですね。
オフィスの空気感をお聞きしたいです。
ピリッとした空気なんでしょうか?

真面目な時は真面目なんですけど、そこまでピリピリした感じはないです。
よくある「先輩が残ってるから残らなきゃ」という雰囲気もないですし、怒鳴り声が響くといったことは絶対ないですね。
普通に過ごしやすく穏やかな空気が流れてると思います。音楽が流れていたりもします。

人間関係はどうでしょう?

プロジェクトで関わるメンバーとは、どんどん仲良くなっています。
一緒にご飯に行ったりしますし、仲の良いメンバーとは遊びにいったりもします。
先輩後輩も、もちろん先輩には色々教えてもらうので慕ったりしているんですけど、ただゴリゴリの上下関係などはなく、普通に接しやすくて話しやすいです。お菓子あげたりもらったりしてます。

私もいろんな会社さんを見ていますが、すごくオープンでフラットな関係性ですよね。
いろんなはるniメンバーの方と話していて、気持ちがいいです。

ありがとうございます。
なんとなく優しい人が多いです。先輩でも全然話しやすいし、相談しやすいし、ご飯も誘いやすいです。

私生活についても聞かせてください。
土日などはどのように過ごされていますか?

めちゃくちゃ普通ですよ。
一日寝てる日もあれば友達と遊びに行ったりゲームしたり、ご飯食べに行ったりなどそんな感じですね。
仕事は仕事。土日は土日、プライベート、みたいな感じで過ごしてると思います。

例えば用事などがある時に休みは取りやすいんですか?

案件がめちゃくちゃ詰まっているタイミングでなければ、普通に「この日に休みたいです」と言えば休めます。
詰まっている時でも「一旦休みたいです」で休むこともあります。休むことで体調やメンタルを整えてその後頑張る、みたいな。案件が納期までに終わる、というのが守れるならいつ休んでも良いという感じです。

入社して1年以上経っていると思うのですが、入社前に期待していたことや、不安だったことがあったら教えてください。

ゲームが好きだったことと、前職が事務の仕事だったので、「自分もゲームが作れるんだ」と入社前はすごくワクワクしてました。それと同じくらい「未経験の業界でちゃんとできるかな」という心配もありました。
あとは、面接ではるniの内情も詳しく話してくれたんです。
私のポートフォリオを見て、採用についての意見が社内で割れているということを聞いたので、私の力が通用するのかというのが不安だったりしました。

ゲーム開発に関わるのが初めてだからこそ、スキル面での不安が強かったわけですね。

スキル以外のところでは、以前の会社では話が合う人が少なくて、ちょっとだけ息苦しさのようなものも感じていたので、はるniは大丈夫かな、という不安もありました。
ただ、入社して1ヶ月後には、みんなを誘ってゲームイベントを開いたりしてたんですけど。

無茶苦茶溶け込めてるじゃないですか。

はい。
みんな好きなものが似ていたりするので話しかけやすかったり、それによって空気が似ていたりするんです。ふざけてちょっかいかけても許される空気があったりして、輪に入る上で本当にありがたかったなと思います。

はるniに入って良かったと思いますか?

もちろん!満足しています。
良い会社に勤められて良かったな、と思いますね。

福永さんにとって、はるniの仕事のやりがいはどのようなことになりますか?

自分が作ったものが世に出ることにやりがいを感じます。
今、作っているタイトルはたくさんの人が遊んでくれて、それをSNSで調べたりするといろんな声が上がってるんです。
ちょっとはダメな部分も指摘されてたりするんですけど、「可愛い」や「綺麗」という声が見られると、頑張って作って良かったなって思いますね。
その反応を見られるからもっと良いものを作りたいって気持ちになるし、どんどんやっちゃおうみたいな気持ちが出てきます。

最後に、これからのはるniや福永さんについて教えてください。

はるniは急成長しているので、来年のはるniはもっと人が増えていると思います。
今のオフィスでは人が入らなくなって、次へ引っ越すみたいな話が出ててもおかしくないです。売り上げも急成長を続けているので、自分達もその角度を保ったまま走り続けたいです。

福永さん自身についてはいかがでしょうか?

私個人というよりは、私を含めた私たちのチーム、ということになるのですが、自分ができる範囲を広げて、はるniの中でも先端を走るようなチームになりたいです。

福永さんとはるniの成長を楽しみにしています。
今日はインタビューありがとうございました。

ありがとうございました。